株式会社　童夢　風洞実験施設「風流舎」、展示車両の見学　DOME　Alfa Romeo Owners Club of Kagawa

Alfa Romeo Owners Club of Kagawa
アルファロメオ　オーナーズ　クラブ　香川

イベント情報＆レポート

2011年11月12日
株式会社　童夢　風洞実験施設「風流舎」、展示車両　見学

今回は株式会社童夢様の風洞実験施設「風流舎」と展示車両の見学を企画しました。特別な計らいで実現できることが出来ました。株式会社童夢スタッフの皆様に感謝いたします。株式会社童夢は日本を代表し、活躍されているレーシングカー・コンストラクターです。またカーボンコンポジット関係のスペシャリストでもあります。研究施設のため写真撮影は限られておりますので許可された所だけを紹介したいと思います。

株式会社　童夢　ホール入り口左隣には株式会社　童夢　カーボンマジック右隣には「風流舎」があります。	「風流舎」建屋です。この中に風洞トンネル、計測室など設備が収まっています。自動車用模型風洞実験施設としては国内最大規模で50％スケールのモデルまで計測可能。ムービングベルト装置や気流温度制御装置を備えています。最大風速60m/s(216km/h)で、風速とムービングベルト速度を同調させることが出来るそうです。

Formula 4	DOME S102

TOYOTA DOME 85C(WACOAL)　1985	DOME RL81(AMADA)　1981

ML　1998	DOME F107　2005

DOME S101hb　2005

DOME F105　1996	MACRANSA PANIC　1974

DCFI BLACK BUFFALO　1985	DOME F104　1994

DOME RC83C　1983

DOME Zero　1978

JIOTTO CASPITA　1989

モノコックシャシーのカットモデル	風洞の主送風機用コンポジットベーン金属の物をカーボンファイバーコンポジットにすることにより重量を1/4にして、風速の加減速時間の短縮や省エネを実現しているそうです。
車両をもっと詳しく知りたい方はこちら。




カーボンコンポジット製品の試作品や完成品・市販品を見せていただきました。金属の代替材料として使うことにより軽量化、省エネ、回転体の慣性モーメントの低減等々を実現しているそうです。車のボディー部品などは表側も裏側も完全に金属製品の形を忠実に再現しており完成度の高さと軽量化を実現していました。持ち上げてみた時あまりの軽さで驚きました。車のホイールなども実用化の状態までになっているようです。車いすや楽器のケース、ロボットの筐体などあらゆる形状で製作できるようです。どんな物があるか知りたい方はこちら。

貴重な施設や車両を見学させていただいた株式会社童夢様に感謝いたします。見学に参加された皆様、お疲れ様でした。

（株）童夢風流舎（株）童夢カーボンマジック